通り大変荒れたモノとなった。その中でも、高松市で行なわれた成人式では
市長が５人の「新成人」を告訴、そして逮捕された。
様々なメディアで映像として、記事として紹介されたこの事件、我々も色々
目を通したが、その中でも写真週刊誌「ＦＯＣＵＳ」の記事が大変面白く、
そして、最も共感できたので、以下に抜粋して紹介したい。
「成人式の日」の８日、高松市総合体育館は、若い熱気でムンムン
していた。今回のメンバーも開場が待ちきれないのか、早くから外で
酒盛りを始めていた。ちょうど２日前、近くの善通寺市で行なわれた
成人式では酒を飲んで騒ぐ新成人に怒った市長が退席した、と報道
されていたので、「善通寺のやつらには負けられへんで」なんてみんな
で盛り上がっていた。騒動の様子は、テレビで全国に流れたので
ご存知と思う。会場の最前列で１０数人のグループが、一升瓶をラッパ
飲みするなど大騒ぎ。床には煙草の吸殻が散乱していた。酒と煙草は、
大人のシンボルだもんね。で、クラッカー事件である。そして会場内だけ
じゃない。ロビーでも喧嘩が起き、取材中の地元記者が「写真撮った
やろ」とボカスカ殴られる事件まで発生した。おかげで高松北署からは
１５０人の警察官が出動。１０数台のパトカーが会場を警備し、救急車
が走り回る、という実に派手な成人式になったのだ。
−中略−
この騒動、いろんな議論を呼んだ。地元テレビでも討論会が行なわれ、
識者のひとりが、「これは若者の大人へのメッセージ。受けとめてあげ
なくては」なんて発言をしていたけれど、顔でクラッカーを受けとめて
あげるのはすごく危険で大変なことだと思う。ホント。
ちなみに、今回のメンバーの仲間は、「来年の成人式は、やらないほう
がええんちゃう？だって下のやつらは今年よりもっとスゴイことをやって
やろうと思っているハズだから」
バカ成人は、拡大再生産される・・・・・。
１月２４日発行 ＦＯＣＵＳ誌記事より
最後に、同時に掲載されていた、この高松市の事件で逮捕された未成年者
１人を含む「新成人」５人の逮捕者の“アホ顔”を、当ＨＰでも紹介したい。
